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2008年
12月25日
HIVの侵入阻害、日本初の感染症治療薬

 日本でのHIV感染者とエイズ患者が1万5000人を超え、推定感染者数が年々増加する中、ファイザーは12月25日、HIVの細胞内への侵入を阻害する日本初の抗ウイルス化学療法剤「シーエルセントリ錠150」(一般名・マラビロク)の製造販売承認を取得したと発表した。

 厚生労働省のエイズ動向委員会が発表しているHIVの新規感染者数は、今年6月30日-9月28日の3か月間で過去最高の294人に上るなど、日本では現在、感染者とエイズ患者が計1万5000人超と推定されている。HIV感染症の治療については、3系統の薬剤を組み合わせた「多剤併用療法」の確立で、感染者の生命予後は大きく改善した。しかし、薬剤耐性ウイルスの出現などで、新規薬剤が求められていた。

 「シーエルセントリ」は、「CCR5阻害剤」という新しい経口抗HIV薬で、「CCR5指向性HIV-1」の特定タイプのHIVが、患者の免疫細胞(主にリンパ球)へ侵入するのを阻害し、患者の免疫機能を保護する。既存の経口抗HIV薬が、HIVの細胞内での増殖を抑制することで効果を発揮するのに対し、「シーエルセントリ」はHIVの細胞内への侵入を阻害するため、既存薬が効かないタイプのHIVに感染している患者にも効果が期待できるという。

 「シーエルセントリ」は、米国ファイザーが開発し、今年11月現在、欧米など49か国で承認されている。
医療介護CBニュース
2008年
12月24日
【マレーシア】「エイズ感染者は結婚禁止」ペラ州首相
ペラ州のモハマド・ニザル州首相が、「HIV(エイズウイルス)感染者に結婚を許してはならない」との見解を述べた。22日付ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
 
 同州首相は「(感染者の)結婚を許可するのは極めて不当」と表明。「こうした言葉を使うのは申し訳ないが、『繁殖』を行った場合、胎児も同じウイルスを引き継ぐ。子どもにとっても極めて不当だ」などと述べた。
 
 また、結婚生活によってもたらされる身体的・感情的ケアに関しても「HIV感染者が通常の生活を営むことは困難」と否定的な見解を示し、政府が感染者の結婚を認めるならば「徹底的な見直しが必要で、それが完了するまでは許可すべきでない」と主張した。
 
 同州首相の発言は、首相府傘下イスラム開発局(JAKIM)のワン・モハマド・シェイク局長によるHIV感染者の結婚を容認する声明に反論したもの。ペラ州のムフティ(Mufti、イスラム法学者)、ハルサニ・ザカリア師の見解をなぞっている。
 
 国内ではイスラム急進派の勢力拡大の動きがある中、イスラム教徒のHIV感染者の結婚に関する議論が高まっている。
 
 なおナジブ副首相兼財務相は今月18日、来年から全国でイスラム教徒に婚前のHIV検査が義務付ける方針を明らかにしている。

NNA
2008年
12月19日
エイズ予防は今…(下) 性感染症の増加と関連
エイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染拡大が止まらない。その背景の一つとして指摘されているのが、性感染症(表参照)の広がりだ。

 「性感染症にかかっていると、HIVに感染する可能性が数倍高くなるといわれています」と話すのは、名古屋市中区、たわだ泌尿器科の多和田俊保院長。性感染症で粘膜が炎症を起こした状態になると、感染者の精液などに含まれるHIVが血液中に入りやすくなるためだ。

 性感染症は、かつては梅毒、淋病(りんびょう)など症状の激しい細菌性のものが主役だったが、今は性器クラミジアをはじめ、性器ヘルペス、尖圭(せんけい)コンジローマなどウイルス性のものが中心だ。中でも、クラミジアは高校生など低年齢への広がりが指摘されている。

 男性のクラミジアは軽い排尿痛や尿道のかゆみ、透明に近いうみが特徴だが、症状は軽く、感染に気付かない人も約半数いる。女性は約八割が無症状だが、放置しておくと卵管が詰まり、感染後数年のうちに、治療の難しい不妊症につながる恐れがある。

 「性風俗の店で男性が感染して、パートナーにうつし、その後、男性が治療して治っても、パートナーからまたうつされる、といった“ピンポン感染”が起こりやすい。薬を飲めば治るが、パートナー間のトラブルにつながりやすい病気」と多和田院長。

 厚生労働省は、全国の九百−九百五十カ所の定点医療機関に性感染症の報告を求めている(グラフ参照)。一九九〇年代に感染爆発が騒がれたクラミジアは二〇〇二年をピークに減少傾向を見せているが、多和田院長は「定点調査が実態を示しているのかどうか。うちのクリニックでは、患者さんは増え続けている。青少年への啓発など効果的な対策があったとも感じられない」と疑問を呈する。

 中学生・高校生を対象に、エイズ予防の啓発活動をしているHIVと人権・情報センター(本部東京)の担当者は「HIVやエイズに対する子どもたちの偏見はずいぶん減ってきたと思うが、性知識の未熟さを痛感する。『コンドームなしでセックスしても、おしっこすれば感染しない』などと、根拠のない情報を信じている子も多い。学校での性教育が非常に慎重になり、予防教育の機会も少なくなっているが、正しい情報を植え付けていくことが何より大切」と話す。

 (安藤明夫)

中日新聞
2008年
12月19日
【マレーシア】婚前にHIV検査義務付け イスラム教徒対象
全国で来年から、イスラム教徒に婚前のHIV(エイズウイルス)検査が義務付けられる見通しだ。ナジブ副首相兼財務相が18日、エイズに関する内閣特別委員会の後で明らかにした。増加傾向にある女性のHIV感染を抑制する政府の方針とも一致するという。
 
 国営ベルナマ通信によると、クランタン、ヌグリスンビラン、サバ、サラワク、スランゴールなどの州では、すでに検査が義務付けられている。通常の性行為でHIVに感染する女性が全感染者に占める割合は、1997年の5.02%から昨年は16.3%に上昇した。
 
 副首相によると、2003年以来、国内のHIV感染率は半減。エイズ患者は同年の6,756人から3,452人に減ったという。政府による取り組みが奏功したとの見方を示し、引き続き感染者の低下を目指す。人口10万人当たりの感染者数は現在12.8人。これを2015年に11人まで減らすのが目標だ。
 
 累計では国内のHIV感染者は8万3,527人。うち1万4,317人がエイズを発症し、1万2,425人が死亡したという。
 
 ナジブ副首相は、国連エイズ合同計画(UNAIDS)がマレーシアを高リスク国と分類している一方、政府の積極的な姿勢を評価していると述べた。
 
 また、首相府イスラム開発局(JAKIM)に対し、薬物利用によるHIV感染を減らすため、対策を強化するよう要請。マレーシア・エイズ財団には、識者からなる内閣特別委員会に参加するよう提案したという。

NNA
2008年
12月18日
チャリティー 贈り物に 日タイ協働「1万匹のベア」
吊り下げられて、浮いているように見えるクマのぬいぐるみ=東京都港区で2008年12月15日、小出洋平撮影

 東京・六本木の「AXIS(アクシス)ギャラリー」で開催中の「10000匹のチャリティ・ベア」が若者らでにぎわっている。

 タイ北部チェンマイ郊外にあるHIV(エイズウイルス)に母子感染した孤児たちの生活施設「バーンロムサイ」によるチャリティー展。HIV感染者や山岳民族の女性たちがつくった小さなクマの人形に、日本のボランティアらが衣装や飾りをほどこした。華やかなドレス姿やサンタクロースにふんしたクマの人形など約1万個が用意された。

 この施設は、骨とう店のオーナーだった名取美和さん(62)らが99年秋に開設した。ベアは各1000円で販売され、売り上げは子どもたちの医療や教育費に充てられる。21日まで。問い合わせは同ギャラリー(03・5575・8655)。【明珍美紀】

毎日新聞
2008年
12月17日
「エイズを知ろう」 生徒たちが劇で訴え

生徒が主体になった「世界エイズデーin読高」=11日、読谷高校

 【読谷】県立読谷高校は11日、エイズに対する正しい知識を伝えようと「世界エイズデーin読高」を同校体育館で開いた。生徒保健委員会が中心となって劇やクイズを通して、HIV感染やエイズに対する理解を深めた。
 総合学習の時間に全校生徒を対象に行われた。3年生17人が出演した劇は、同級生がエイズではないかと疑われたため生じた差別や偏見から、エイズについて考えようと生徒たちが行動を起こす内容。劇中では「エイズを知ろう」と、HIVとエイズに関する基礎知識を学べるクイズも行われた。
 最後は「正しい知識を身に付け、差別や偏見のない社会を築いていきます」との宣言文も読み上げられた。
 指導した養護教諭の平良三香子さんは「生徒が生徒に伝えるので反応もいい。うまく伝わっていると思う」と話していた。

琉球新報
2008年
12月13日
新規エイズ患者最多の32人に 名古屋市が早期検査呼び掛け
名古屋市に報告のあった1−11月の新規のエイズ患者は32人で、過去最多だった昨年1年間の27人を上回った。いずれも発症してから判明したケース。市は「早期に検査してエイズウイルス(HIV)感染が分かれば、治療でエイズの発症を長期にわたって抑えることが可能」として、早期検査を呼び掛けている。
 市は保健所で原則週1回、ナディアパーク内デザインセンタービルでは毎月第2、4日曜日に検査を受け付けている。本年度からは同性愛者向け検査会も2回実施。検査件数は年々増えているが、市はまだ十分ではないとして13日、中保健所(中区大須4)で臨時にエイズ検査を実施する。
 市健康増進課によると、今年1−11月に報告のあったエイズ患者は昨年を上回ったが、HIV感染者との総計は78人で昨年1年間の99人を下回りそう。早期検査で感染が分かるより、発症して感染が分かった割合が増えている。
 今年のケースでは、HIV感染者は20、30代が全体の4分の3、エイズ患者は50代以上が約半分をそれぞれ占めている。
 HIV感染者とエイズ患者の8割は日本人男性。推定感染経路は性的接触がほとんどで、同性間の性的接触が6割以上という。
 全国で昨年1年間に新たに確認されたエイズ患者は400人で、HIV感染者と合わせると約1500人と5年連続で最多を更新している。
 13日の土曜エイズ検査は匿名、無料。先着40人で予約不要となっており、午後1−3時に受け付ける。
  (伊東誠)

中日新聞
2008年
12月13日
桑田佳祐さん、熱唱チャリティー 「もっと知って、エイズ」
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者が世界3320万人(2007年末現在)に上るなか、日本でもエイズ撲滅に向けてアーティストが積極的に啓蒙(けいもう)活動している。人気アーティストの呼びかけがファンだけでなく、多くの人に認識が高まるつながることが期待されているからだ。

 11月30日から3日間、横浜市西区のパシフィコ横浜で、アーティストの桑田佳祐(52)が、約1万3000人動員してエイズ撲滅基金を目的としたチェリティーコンサート「AAA(アクト・アゲンスト・エイズ) 2008 昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦」を開いた。

 会場では、内山田洋とクール・ファイブの「長崎は今日も雨だった」や、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」など計61曲を熱唱。60年代のポップスやムード歌謡、フォークなど昭和の名曲を中心に桑田氏がひとりで繰り広げた。

 このイベントで、「日本はエイズ問題が深刻化しているので、このイベントに協力させてもらっている」と桑田は語りかけた。事実、日本のHIV感染者は1万247人、エイズ患者は4790人、凝固因子製剤による感染者は1438人に上る(今年9月28日現在)。特に、感染の低年齢化が進んでおり、「もっとエイズについて知らないと」(桑田)という危機的状況で、啓発活動にも力が入る。

 AAAは今年16年目。収益金は、エイズの基礎知識を収めた啓発パンフレットの制作に使用される。事務局を通じ、07年度は学校366校、保健所184カ所に配布され、文化祭での「エイズ啓発コーナー」設置や授業などで活用された。

 12月1日の世界エイズデーには、桑田のほか、東京都千代田区の日本武道館でポルノグラフィティら、大阪市中央区の大阪城ホールで押尾コータローらのアーティストもチェリティーコンサートを開催。ステージからエイズへの関心喚起を訴えた。今後もアーティストによる、こうした取り組みが増えそうだ。

フジサンケイビジネスアイ
2008年
12月8日
HIV感染、数年内根絶も ノーベル賞のモンタニエ氏
 【ストックホルム8日共同】エイズウイルス(HIV)の発見で今年のノーベル医学生理学賞を受賞する世界エイズ研究予防財団のモンタニエ理事長(76)は6日、ストックホルムで記者会見し、ワクチンの開発により、HIV感染を数年以内に根絶することは「不可能ではないと思う」と述べた。ロイター通信が伝えた。

 モンタニエ氏は「生きている間に、エイズ根絶は無理としても、少なくとも感染の根絶は見届けたい。それは可能だろうと思う」と話した。

 同氏は長年エイズ治療ワクチンの開発に取り組んでおり、会見では4、5年以内に治療ワクチンを開発することを望んでいると述べた。

 同氏はパスツール研究所のバレシヌシ教授とともにエイズウイルスを分離、発見。感染の仕組みや感染者の診断法の開発につながり、世界的流行を抑えたと評価され、10日に同賞を受賞する。

共同通信社
2008年
12月8日
HIV:感染防止へトークショー 医師や飯島愛さん招き−−宇都宮 /栃木
 ◇コンドーム配布も
 HIV感染を防ぐため、宇都宮西ロータリークラブ(北村長栄会長)は6日、「B・B・バルーン・キャンペーン2008」を、宇都宮市のオリオンスクエアで開催した。産婦人科医の赤枝恒雄氏
と元タレントの飯島愛さんを招き、エイズなど性感染症についてトークショーを行った。また、オリオン通りで通行人にコンドーム約5000個を配布した。【松崎真理】
 県内のHIV感染者の報告数は08年6月29日時点で計303人と、全国でワースト10位。調査によって確認された感染者数に過ぎず、感染に気付かない人がまだ多くいるという。
 赤枝氏は、性に関する「街角無料相談」やエイズの無料検査などをボランティアで実施。飯島さんはエイズ予防イベントなどに積極的に参加している。2人は「周囲の大事な人がHIVと告
白してきたら皆さんならどうするか」などと真剣な表情で観客に語りかけた。
 下野市の大学4年の石嶋敦子さん(22)は「避妊は男性にとっても女性にとっても重要。でももし恋人がHIVに感染していることが分かったら支えていきたい」と話した。

12月8日朝刊
毎日新聞
2008年
12月7日
エイズ、正しい理解を 中京でイベント、パネル展やライブ
エイズ予防をPRするパンフレットを受け取る若者(京都市中京区・新風館)

 エイズ予防を訴えるイベントが6日、京都市中京区の商業施設「新風館」であった。パネル展やトークショーなどを通じ、若者たちにエイズに対する正しい理解を持つように呼び掛けた。
 1988年に世界保健機構が定めた「世界エイズデー」(1日)に合わせ、市がエイズのまん延や発症者に対する偏見の防止を目的に毎年、催している。今年は、昨年までの市役所前広場から若者が集まる新風館に会場を移した。
 会場では、発症の原因となるウイルス「HIV」の感染経路や感染の有無を調べる検査方法などを説明するパネル9枚を展示した。来場者には、市職員がパンフレットなどを手渡した。また、医師と若手芸人「ランディーズ」がエイズ検査の重要を呼び掛けるトークショーや大学生による音楽ライブもあり、買い物途中の若者が足を止め聞き入っていた。

最終更新:12月7日11時19分
京都新聞
2008年
12月6日
HIV:「恐れないで検査を」 国際ソロプチミスト益田、感染予防呼び掛け /島根
「世界エイズデー」(1日)に合わせ、国際ソロプチミスト益田の会員が4日、益田市高津の「イズミゆめタウン益田店」でホットラインカード付きポケットティッシュなどを配り、HIV感染予防を呼び掛けた=写真。
 国際ソロプチミストは管理職や専門職の女性でつくる奉仕団体で、益田クラブは今年創立20周年を迎えた。
 この日は県内の保健所など、相談機関の連絡先が書かれたカード付きティッシュのほか、エイズの予防を解説したパンフレットなどを買い物客らに手渡した。同クラブの増野早苗会長は「恐れないで検査し、自分の体を守ってほしい」と話していた。【児子勉】

12月6日朝刊
毎日新聞
2008年
12月6日
世界エイズデー:県庁をライトアップ /宮崎
 1日の「世界エイズデー」に合わせて、県庁が赤くライトアップされている=写真。運動のシンボル・レッドリボンにちなんだもので、7日までの日没から午後10時まで照らされている。
 県内では今年9月末までにHIV感染者が17人、エイズ患者が11人いる。県内の保健所では、HIVの検査を無料・匿名で受けられる。
 県健康増進課は「ライトアップでエイズへの県民の関心が高まれば」としている。【種市房子】

12月6日朝刊
毎日新聞
2008年
12月6日
世界エイズデー:きょう県エイズホットライン 30時間連続で悩みや相談対応 /埼玉
 「世界エイズデー」(今月1日)に合わせて、県エイズホットライン(電話048・825・3060)は6〜7日、通常の受付時間を大幅に延長し、30時間連続でエイズや性感染症に関する悩みや相談に応じる。
 通常は平日の午前10時半〜午後3時半。今回、6日午前9時〜7日午後3時まで昼夜を通して相談を受け付け、悩みを抱えていながら、仕事や学校などで時間が取れない人に相談の機会を提供する。
 県疾病対策課によると、県内のエイズ患者数はここ5年ほど年30〜40人ずつ増加している。ホットラインは感染の予防方法やエイズ検査が受けられる場所などの情報を提供する。【稲田佳代】

12月6日朝刊
毎日新聞
2008年
12月4日
HIV感染70万人、44万人は気付かず
中国衛生部によると、9月30日現在、中国国内のエイズ患者を含むHIV(エイズウイルス)感染者の報告数は26万4302件で、実際のHIV感染者は約70万人に上るとみられている。

 中国衛生部によると、9月30日現在、中国国内のエイズ患者を含むHIV(エイズウイルス)感染者の報告数は26万4302件で、実際のHIV感染者は約70万人に上るとみられている。

 感染者のうち約44万人は感染に気付いていないとみられる。写真は湖北省宜昌市で行われたエイズ検査の様子。(CNSPHOTO)

サーチナ
2008年
12月4日
医療過誤:県健康課、クラミジア検査でミス 陽性を陰性と誤通知 /富山
 ◇女性に「連絡を」
 県健康課は2日夜、砺波厚生センター小矢部支所(小矢部市)で先月18日に性感染症のクラミジアの抗体検査を受け、結果が陽性だった女性に対し、誤って陰性と伝えていたと発表した。複数の職員で元の資料と結果表を見比べてチェックしなかったのが原因だという。検査は匿名だったため、同課は「心当たりのある方は連絡を」と呼び掛けている。
 同課によると、この女性は、同支所でクラミジア、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)、肝炎ウイルスの3種類の血液検査を受けた。同21日に委託先の民間企業から届いた検査結果には「陽性」とあったが、センター職員が結果票に「陰性」のスタンプを押印。今月2日、来所した女性にそのまま手渡した。
 クラミジアは発見、治療が遅れると、不妊症につながる恐れがある。同課は「ご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と陳謝した。連絡先は同支所(0766・67・1070)か砺波厚生センター(南砺市、0763・22・3511)。【蒔田備憲】

12月4日朝刊
毎日新聞
2008年
12月3日
セネガルでデモ行進、米仏にエイズ対策支援を要求
12月2日、セネガルの首都ダカールで数百人のエイズ撲滅運動家がデモ行進を行った(2008年 ロイター/Normand Blouin)

 [ダカール 2日 ロイター] セネガルの首都ダカールで2日、数百人のエイズ撲滅運動家がデモ行進を行い、オバマ次期米大統領とサルコジ仏大統領にエイズ向け援助を約束通りに行うように求めた。
 デモに参加した人々の中には「アフリカの子どもたちはあなたを見ている」と書かれた旗を振っている人もいた。エイズ患者の支援者など参加者の多くが白い衣装を身につけ、ダカールの中心部を行進。子どもたちも多数参加した。
 子どもたちに国際援助を行う非政府組織(NGO)のセーブ・ザ・チルドレンによると、オバマ次期米大統領はHIV・エイズと戦う世界的な活動のため、2013年までに500億ドル(約4兆6500億円)の援助を最近約束した。
 また、欧州連合(EU)議長国のフランスは、アフリカでのHIV対策に年間3億6000万ユーロの資金を拠出するなど、主導的な役割を果たしていた。
 2007年末時点で、全世界で3300万人がHIVに感染していると推定され、そのほとんどがサハラ砂漠以南のアフリカにいるとみられる。1981年以降で計2500万人がエイズによって死亡しており、新規感染者は毎年推定270万人に上るという。

ロイター
2008年
12月3日
欧州で7年間にエイズ感染者が倍増 EUとWHOが共同報告書
[AP=共同]欧州で2000年から2007年までに、エイズ感染者がほぼ倍増し、過去最高の水準に達した。欧州連合(EU)の疾病予防対策センターと国連の世界保健機関(WHO)が世界エイズデーの1日、共同報告書を発表した。

 エイズの新感染者の発生率は2000年の100万人当たり39人から2007年は同75人に増えた。欧州49カ国で2007年に報告された新感染者は4万8892人。オーストリア、イタリア、モナコ、ロシアは資料がないため、この報告に入っていない。

 新感染者発生率が最高水準の国はエストニア、ウクライナ、ポルトガル、モルドバ。東欧では薬物注射が主要感染源となっている。そのほかに発生率が高い国はラトビア、カザフスタン、ウズベキスタン、英国、ベラルーシ、スイス。

 中欧、西欧の国では、同性愛者間の性交による感染者が増えている一方、異性間の性交が主要感染源となっている。


共同通信社
2008年
12月2日
カーラ仏大統領夫人、エイズ基金親善大使就任で抱負を語る
【12月2日 AFP】世界エイズデー(World AIDS Day)を迎えた1日、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)仏大統領夫人は大統領府エリゼ宮(Elysee Palace)で会見を開き、ジュネーブ(Geneva)に本部を置く世界エイズ・結核・マラリア対策基金(Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)の初代親善大使に就任することを正式発表した。

「私はいつも皆さんから注目されることで恩恵を受けてきた。今後は皆さんの注目をもっと重要で深刻な問題に向けることができる」と意気込みを語ったカーラ夫人は、母子感染の防止を主な活動目的に挙げた。
 
 国連合同エイズ計画(Joint United Nations Programme on HIV/AIDS、UNAIDS)によれば、1日に生まれるHIVウイルスに感染した子どもの数は1200人で、その半数が2歳までは生きられない。世界のHIV感染者3300万人のうち、半数は女性だが、新しく感染する患者の60%が女性で、20%が子どもだという。

 カーラ夫人は、「検査されること、治療を受けること、社会・家族から排除されることを、女性は恐れている」と語り、女性に対するエイズ教育の重要性を訴えた。また、現地への視察旅行の実施や、ほかの有名人への活動参を加呼びかけることで、エイズ問題に対する社会の意識を改革したいとの抱負を述べた。

 今後は企業などに対し、同エイズ基金への募金を呼び掛けるという。同基金は世界140か国でエイズ対策に140億ドルを投じ、国家規模でのエイズ治療に取り組んでいる。同基金の支援のおかげで、約200万人が抗レトロウイルス薬を投与されている。

(c)AFP/Carole Landry
2008年
12月3日
【華流】世界エイズデー 人気女優アリエルが理解呼びかける
世界エイズデーだった1日、台湾の人気女優、林依晨(アリエル・リン)が台北でエイズウイルス(HIV)に感染した子供たちのためのチャリティーイベントに参加した。

 世界エイズデーだった1日、台湾の人気女優、林依晨(アリエル・リン)が台北でエイズウイルス(HIV)に感染した子供たちのためのチャリティーイベントに参加した。

関連写真:そのほかの林依晨(アリエル・リン)に関する写真

 アリエルは差別的な扱いを受けがちな感染児を抱きしめてキス。「こうした身体の接触ではエイズはうつりません」と語り、理解を呼びかけた。(編集担当:恩田有紀)

サーチナ
2008年
12月2日
携帯メール100万通でエイズ検査の受診呼びかけ 南ア
ロンドン(CNN) 南アフリカ共和国で1日、毎日100万通の携帯メールを送ってエイズ検査の受診を呼びかけようという啓発キャンペーン「プロジェクト・マシルレケ」が始まった。

プロジェクトはエイズ啓発活動を行っている慈善団体や携帯電話会社ノキアなどの協力で、南アフリカ全土で展開。人口の80%に当たる4300万人が携帯電話を持っている状況に目を付け、検査受診を呼びかけるメールを1日100万通、1年間にわたって送信する。本格実施に先立って行われた実験期間中は、エイズヘルプラインに寄せられた電話の件数が200%増えたという。

携帯メールはアフリカ諸国で普及している「PCM(プリーズ・コール・ミー)サービス」を利用。PCMメールは通常「プリーズ・コール・ミー(電話をください)」の一文と電話番号に120文字のメッセージを添えて送るが、ここに「すぐに具合が悪くなったり疲れやすかったり痩せたりして、HIV感染かもしれないと不安に思っていませんか?
エイズヘルプラインまでお電話ください」というメッセージを入れる。

国連の統計によると、南アフリカには推定600万人のHIV(エイズウイルス)感染者がいるが、感染者に対する偏見がいまだに根強く、必要な治療を受けているのは10人中1人にすぎない。

こうした状況に対応してプロジェクト・マシルレケではプライバシーを保証し、治療にも複数の選択肢を用意、自らもHIVに感染している人がカウンセリングに当たるなどのサービスを提供している。

CNN
2008年
12月2日
<エイズデー>「ハグして」!感染者装い「調査」、6割が拒否―湖北省武漢市
11月30日、武漢市の大学生グループがエイズ感染者を装い、一般市民のエイズに対する意識調査を実施。HIV感染者に「抱きしめてください」とお願いされた市民の反応は果たして…?写真は07年の世界エイズデーに行われた同様の調査活動。

2008年11月30日、世界エイズデーの前日、湖北省武漢市の中国地質大学江城学院の学生らが「レッドリボン(エイズ患者への理解と支援を象徴する)」チームを結成、9人が街頭で一風変わった実験を行った。「西部網」が伝えた。

同日午前11時半、9人のうち3人の女子学生がマスクをしてエイズ患者を装い、「私は生まれた時からHIVに感染しています。どうか私を抱きしめてくれませんか?」と道行く人々にお願いする実験を開始。約30分間で66人に声をかけたが、抱擁に応じた通行人は29人だけ。ある中年女性は声をかけられた途端、目を大きく見開き後ずさりして断った。9歳ぐらいの女の子は、「私は抱っこしたくない」と友達の陰に隠れてしまった。 【その他の写真】

学生たちが感動したのは、生後11か月の赤ちゃんを抱いた若い母親。彼女は大きく両手を広げて女子学生を抱きしめた後、赤ちゃんを学生に抱かせたという。また米国人の中年男性は「No Problem」といいながら、力強く抱擁。義理の兄がHIV感染者だという彼はエイズ患者に対し深い理解を示していた。

今回の実験で、通行人の6割がエイズ患者に対する拒絶反応を見せたが、学生たちは「エイズと闘っている人々には、周囲の理解と励ましが必要だと痛感した」と話している。(翻訳・編集/本郷)

Record China
2008年
12月2日
<エイズ>出稼ぎ労働者の感染が増加―中国
30日、中国で農村から都市へと出稼ぎに出ている労働者たちの間でHIVウイルスに感染するケースが増えていると、英通信社が報じた。写真は河北省石家荘市でHIV検査を受ける労働者ら。

2008年11月30日、イギリスのロイター通信によると、中国で農村部から都市へと出稼ぎに出ている労働者たちの間でHIVウイルスに感染するケースが増えている。環球時報が伝えた。

これまでHIV感染者の多くは、麻薬常習者や同性愛者、売春婦や90年代に見られた売血による被害者が主流だったが、30日、中国衛生部疾病控制局エイズ予防所の王維珍(ワン・ウェイジェン)副所長が明らかにしたところによれば、中国でのHIV感染は全体的には抑制されているものの、出稼ぎ労働者層や辺境・農村地区など、特定の層や地域では感染が拡大する傾向にあるという。 【その他の写真】

故郷から遠く離れた場所で働く肉体労働者は、安価な性サービスを利用する際、多くがコンドームを使用しないことなどから、エイズ感染の危険性が高いだけでなく、他の性感染症(STD)に感染する割合も全体的に高いという。(翻訳・編集/岡田)

Record China
2008年
12月2日
中国のエイズ:セックスワーカーによって農村型から都市型へ
世界エイズデーの12月1日にあわせて、各国でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染統計などが発表される。中国では昨年末までに推計70万人の感染者が存在するといわれているが、今年9月末までに実際に衛生当局に届けているのは26万人4302人にとどまっている。

 世界エイズデーの12月1日にあわせて、各国でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染統計などが発表される。中国では昨年末までに推計70万人の感染者が存在するといわれているが、今年9月末までに実際に衛生当局に届けているのは26万人4302人にとどまっている。当局の発表を信じるのであれば、エイズ患者の増加は続いているが、その増加率カーブは徐々に緩やかになっているとか。

 しかし、そこで気を緩められないのは、中国のエイズ感染経路に変化が起きている点だ。04年まで感染経路は売血(有償の献血)感染が40%を占め、性交渉による感染は10%未満だった。だが、今年は性的接触による感染が50%を超えているという。

 しかも、中国衛生部の汪寧・疾病予防コントロールセンター副主任は1日に行われた健康科学技術サミットの席でこう指摘する。「セックスワーカーが“小姐”だけだと思ってはいけない。北京のセックスワーカーの2割が男性である。上海、広東で男性が売春を行うケースは増えている」。

 小姐(シャオチェ=おねえさん)とは、俗語で売春婦を指す。その反対の男性の売春夫を小爺(シャオイェ=おぼっちゃん)という。男性客向けもいるが、“女性専科”も多い。

 私は女性誌に依頼されて北京の小爺たちを取材したことがある。カラオケ店に夜な夜な集う長身の若くハンサムな男の子たちの多くは、昼間は学生やウェイターやセールスマンとして働く、一見普通の地方出身青年だったりする。夜は割のいいアルバイト感覚であっけらかんと体を売っているが、昼間は普通に働き恋愛するのだろう。日本に留学し日本人女性とつきあったこともあるという青年もいた。「韓国人マダムとか日本人観光客もくるよ。モデルや歌手も来たことがある」……。その店のエレベーターホールで客からもらったのであろう1万円札を手にしている小爺たちも見かけた。

 かつて中国のエイズといえば麻薬密売ルートが通る雲南省や新疆ウイグル自治区などの辺境地域や売血が多い地方の貧困地域で広がる“農村エイズ”が特徴だった。しかし今、その農村からの出稼ぎ者が参入する風俗産業を通じて外国人が多く住む沿海部の大都市も感染のリスクが高まっている。そしてリスクにさらされているのは売春婦とそういう誘惑に弱い一部男性客たちだけでもない。貧困層も富裕層も、中国人も外国人も、男も女も。「エイズに感染するリスクは誰の身近にもある……」と訴える汪寧氏の言葉が、今さらのように現実感をともなって聞こえる今日この頃である。

 写真はレッドリボンの巨大ポスターが掲げられた、北京五輪のメーン会場でもあった国家体育場(通称:鳥の巣)。(執筆:中国ウォッチャー 三河さつき)
サーチナ
2008年
12月2日
エイズへの偏見なくそう 高校生がフォーラム

参加者全員が隣同士で手をつなぎ「身近な人を思いやる」という宣言文を採択した=うるま市の石川会館大ホール

 「Living Together―ちょっとの愛からはじまること」をテーマに高校生エイズフォーラム2008(県教育委員会主催)が11月21日、うるま市の石川会館大ホールで開かれ各校の代表約千人が参加した。ダンスやクイズ、劇などを通し、エイズウイルス(HIV)やエイズに対する差別や偏見をなくし、共に助け合うことで一人一人の自分らしさを受け入れることを誓った。
 豊見城高の生徒は劇でエイズへの知識のなさが偏見や差別につながることを指摘。友人からエイズではないかと疑われ、仲間外れにされた男子生徒と彼を取り巻く級友の会話からなる劇は、会場の笑いを誘いながらも、エイズや性感染症について正しい知識を持ち、予防法を学ぶ大切さを訴えていた。
 辺土名高はエイズや性感染症を対話形式で共に学ぶ「ピアエディケーション」では「HIVに感染した人を刺した蚊がHIVに感染していない人を刺したら刺された人は感染するか」(しない)「HIV感染者が使った注射針を使い回したら感染するか」(する)などとクイズ形式で知識を深めた。「望ましい男女交際は好きな相手を思いやることが必要。嫌なことは嫌と言うこと、相手の進路を邪魔しないことが大切」と呼び掛けた。
 フォーラムでは「性に関する正しい知識を持つとともに、すべての人の人権を尊重し、大切な人を守るために、自分自身の行動に責任を持つ」などを内容とした宣言文も採択された。

琉球新報
2008年
12月2日
HIVの検査受けたことがある――20代で11.9%
HIV検査を受けたことがありますか? (出典:神奈川県臨床衛星検査技師会)

 12月1日は国連が提唱する「世界エイズデー」。エイズのまん延防止や患者、感染者に対する差別・偏見をなくすために各地でイベントなどが開かれたが、HIV(エイズウイルス)検査を受けたことがある人はどのくらいいるのだろうか。

【拡大画像や他のグラフを含む記事】

 関東5都県に在住する人でHIV検査を受けたことがある、という人は23.3%であることが、神奈川県臨床衛星検査技師会の調べで分かった。厚生労働省の調査によると、現在のHIV感染者は増加傾向にある。感染者は20代〜30代が全体の約6割を占めており、累計の感染者・患者数(1985年の統計データ開始以降)は2008年9月末に1万5000人を突破している。

 神奈川県臨床衛星検査技師会の調査によると、最もHIV検査を受けている割合が高いのは30代で29.4%。一方、40代では23.4%、20代では11.9%にとどまった。20代のHIV感染者は全体の約30%を占めている中、「20代のHIVに対する危機意識の低さが浮き彫りになった」(神奈川県臨床衛星検査技師会)としている。

 都県別で見ると、最もHIV検査を受けているのは千葉県で30.8%、逆に最も割合が低かったのは神奈川県で15.4%。同じ関東圏内でも検査率に2倍もの開きがあった。

 インターネットによる調査で、関東5都県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)に在住する男女520人が回答した。調査時期は11月。
Business Media 誠
2008年
12月2日
感染妊婦の治療率3割に上昇=エイズ孤児は1500万人−ユニセフ
 【ニューヨーク1日時事】国連児童基金(ユニセフ)などが世界エイズデーに当たる1日に公表した報告書によると、2007年時点でエイズウイルス(HIV)に感染している低・中所得国の妊婦の33%がHIV増殖を抑える抗レトロウイルス薬治療を受けており、治療率は04年の10%から3倍以上になった。
 同様の治療を受けている低・中所得国の15歳未満の子供も05年の7万5000人から07年は19万8000人に増加。ただ、この年代のHIV感染者は推定で200万人に達すると指摘し、乳児を対象にしたHIV診断や治療の拡大が必要と強調した。
 報告書はまた、07年時点でエイズのために親を亡くした子供は1500万人に上るとの推計値を示した。 
時事通信
2008年
12月2日
エイズ撲滅大使に就任=慈善コンサートも検討−仏大統領夫人
 【パリ1日時事】サルコジ仏大統領の夫人で歌手のカーラ・ブルーニさん(40)が世界エイズデーの1日、感染症対策に取り組む国際財団「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(世界基金、本部ジュネーブ)の「世界大使」に任命された。カーラさんがファーストレディーとして本格的な活動に乗り出すのは初めて。
 パリで世界基金のカザツキン事務局長らと記者会見に臨んだカーラさんは「特にエイズの犠牲になりやすい女性と子供を助けたい」と抱負を語り、友人の音楽家らと協力して慈善コンサートなどを開く考えも明らかにした。

時事通信
2008年
12月2日
仏大統領サルコジ夫人、エイズ基金の初代大使に
 カーラ・ブルーニ仏大統領夫人は世界エイズデーの1日、エリゼ宮別館で会見し、エイズ・結核・マラリア対策世界基金の初代大使への就任を発表した。会見には基金の理事長カザチキン教授も出席した。カーラ夫人は同日発売の女性誌「エル」でも大使就任を明らかにし、自分の大統領夫人としての「媒介力」を有効に「利用したい」と指摘。またエイズは2006年に死去した兄の死因だったことも明らかにした。特にアフリカで蔓延している「母子感染防止」に力を注ぐことも強調した。(パリ 山口昌子)
産経新聞
2008年
12月2日
エイズウイルス感染者数が増加
シンガポール2008年12月02日 10:35
今年1月から10月末までにエイズウイルス感染が判明した市民は382人で、昨年同期の356人を7%上回った。通年でもエイズ感染が初めて報告された1985年以来の過去最多だった昨年の423人を上回る見通しだ。保健省は、検査を受ける市民の増加が感染者増の背景にあると見ている。


これまでエイズウイルス感染が確認された市民の合計は3,865人で、うち1,176人が死亡した。エイズが進行し、免疫システムが破壊され、結核など他の感染症を併発したケースが多い。


国連エイズ合同計画(UNAIDS)によれば、昨年時点でエイズウイルスに感染している人は全世界で3,300万人。


シンガポールではエイズへの認識の高まりから、匿名の検査を受ける市民が増加している。検査施設の増加に加え、罰則が規定されたことも要因だ。自分がエイズウイルスに感染していることを知っているかにかかわらず、感染者が相手に感染の事実を伝えず性交渉を持つことは犯罪行為とされる。


エイズ感染者に対する社会の受け入れ度は低く、最近の調査では回答者の半数が、家族に感染者がいた場合、面倒を見ないと答えた。


抗エイズウイルス薬は高価で、月1,500Sドル(約94,790円)かかる。投薬に対する政府補助はない。

AsiaX アジアエックス
2008年
12月1日
世界エイズデー:まん延防止、偏見なくそう 富山大が協力しキャンペーン /富山
世界エイズデー(12月1日)を前に、エイズのまん延防止と患者・感染者への差別や偏見をなくそうと、「エイズキャンペーン2008」が30日、富山市総曲輪のグランドプラザで開かれた。同市保健所が、富山大医学部や看護学校、女性の健康を考えるNPOハッピーウーマンプロジェクトなどの協力を得て、啓発活動として昨年から実施している。
 日本で昨年新規に確認されたHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者・エイズ患者は約1500人と、4年連続で1000人を超え先進国で唯一、罹患(りかん)率が上昇。累計も1万5000人以上となった。地方でも同じ傾向で、県内でも毎年1〜3人増加し、現在計約30人の患者がいる。
 キャンペーンでは、今年初めてHIVの無料検査を実施。これは指先から少量の血液を採取し、約15分後に結果が告知されるシステム。午前中から若者らが検査を受けていた。
 鳴河宗聡・富山大助教は「県内では発症してから初めて受診する人の割合が多い。まず性感染症が恥ずかしいという考えを変え積極的に検査を」と話していた。【青山郁子】

12月1日朝刊
毎日新聞
2008年
12月1日
世界エイズデー:午前もHIV検査実施−−草津、長浜保健所 /滋賀
1日の世界エイズデーに合わせ、草津、長浜の両保健所は、通常月2回の午後に行っているHIV検査を拡大し、午前にも実施する。草津保健所は3日の午前10時〜正午、長浜保健所は10日の午前9時半〜同10時半。
 県HIV・エイズ派遣カウンセラーの鈴木葉子さん(58)は「自分の感染を早く知ることで、人にうつすことも防げるし、免疫力を上げる治療もしやすくなる。気軽に検査を受けてほしい」と話す。
 いずれも匿名、無料で受けられる。事前予約(草津保健所077・562・3526、長浜保健所0749・65・6663)が必要。【後藤由耶】

12月1日朝刊
毎日新聞
2008年
12月1日
チップ埋め込んでHIV感染者を監視、インドネシアで窮余の条例案
【ジャカルタ=佐藤浅伸】エイズウイルス(HIV)感染者の皮膚にマイクロチップを埋め込み、信号を受信して性行動を監視する−−。

 インドネシア東端パプア州で、異例の条例案が可決される見通しが強まっている。

 感染拡大に歯止めをかけるための窮余の策だが、民間活動団体(NGO)などから「人権侵害だ」と強い批判が出ている。

 条例案によると、「性的に活動的」な感染者・患者が対象で、故意に他人を感染させた場合、最高で禁固6月か罰金5000万ルピア(約40万円)が科せられる。また、全州民にHIV検査を義務付けている。

 パプア州は独立紛争が続いたことから外国人の立ち入りが制限され、情報面で立ち遅れた。エイズ教育も普及しておらず、感染者・患者数は累計で約4300人に上り、ジャカルタ特別州と並んでずば抜けて多い。

 現地からの報道によると、法案は近く可決され、年内にも施行される可能性が高いが、エイズ問題に取り組む地元NGOなどは「感染者は同じ人間であり、動物ではない。予防のための最善の方法は教育の普及とコンドームの使用の徹底だ」と反発している。

読売新聞
2008年
12月1日
世界エイズデー:「ぜひ検査受けて」 森理世さん呼びかけ−−浜松 /静岡
1日の世界エイズデーを前に、エイズの正しい知識や予防について知ってもらおうと、浜松市中区千歳町の浜松モールプラザサゴーで30日、「まちなかHIV検査会」が開かれた。静岡市出身で07年ミス・ユニバース優勝の森理世さん(21)が参加し、積極的な検査の受診を呼びかけた。
 保健所や病院での検査に抵抗感を持つ若者に、少しでもHIV(エイズウイルス)についての知識を持ってもらおうと、NPO(非営利組織)「魅惑的倶楽部」が主催した。NPOによる街頭での検査会は県内では初めて。
 来場者は、保健師から検査の説明を受けた後、採血し、アンケートに答えると、その日のうちに検査結果が通知された。ポルトガル語とスペイン語の通訳も常駐し、外国人にも対応した。
 検査を受けた森さんは、「痛くないし、簡単に終わる。HIVについて、意見を述べあい、話し合うことが大切。ぜひ検査を受けてほしい」と呼びかけた。【平林由梨】

12月1日朝刊
2008年
12月1日

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創作劇でエイズ啓発 医療関係者ら
1日の「世界エイズデー」を前に医療関係者や大学生が30日、創作劇などを通してHIV感染の予防や早期発見を啓発するイベントを佐久市の勤労者福祉センターなどで開いた。

 佐久総合病院研修医と佐久大生が共同で演じた劇では、40歳代の夫がHIV検査で陽性と分かり、差別されるのではという思いに苦しみながらも、夫婦がともに生きてゆくことを決めるまでを描いた。

 おなじみの漫画キャラクターが次々と登場する劇を見ていくうち、「人口当たりの感染者割合が全国上位」「異性間性交渉が原因で感染するケースが8割」「近年では日本人の中年男性に感染者・患者が多い」など、長野県や佐久地域の感染の特徴が分かるよう工夫されている。

 またトークショーでは、佐久大生3人が「HIV感染が分かった」との想定で、厚生労働省結核感染症課の高山義浩医師から「交際相手に感染を告げるか」などと質問を受け、対話を重ねるなかで、HIV感染者への対応の課題を浮かび上がらせた。

最終更新:12月1日8時4分
産経新聞
2008年
11月30日
世界エイズデー前にHYDEら啓発ライブ
 エイズ啓発ライブ「RED RIBBON LIVE 2008」が29日、都内で行われた。ラジオDJ山本シュウ(44)の趣旨に賛同したSEAMO、アンジェラ・アキ、HYDEらが歌い、今井絵理子や小林麻央らもトークで出演した。12月1日の世界エイズデーを前にしたイベントも3年目に突入。山本は「ここに座っている1席は、学校1校分の代表ですよ」と、エイズの知識を広めるようにと呼び掛けた。

最終更新:11月30日10時3分

日刊スポーツ
2008年
11月30日
エイズデー前にHIV検査を呼びかけ 和歌山
世界保健機関(WHO)がエイズ蔓延(まんえん)防止を目的に定めた世界エイズデー(12月1日)を前に、県内のロータリークラブ会員や県職員、ボランティアスタッフら約100人が29日、JR和歌山駅周辺でHIV(エイズウイルス)検査を呼びかけるチラシとポケットティッシュを配布し、ハンドベル演奏やフラメンコ演舞などを行って通行人らに注意喚起した。

 県によると県内では昭和60年〜平成19年に累計57人のHIVウイルス感染者が報告され、若年層を中心に増加傾向にあるという。和歌山東ロータリークラブの笹島良雄さん(76)は「先進国では減少傾向にあるHIVウイルス感染者が、日本では増加傾向にある。特に関西で多いといい、気をつけてほしい」と注意を呼びかけた。

 和歌山市保健所ではHIVの即日検査を12月6日午前10時から行う。完全匿名制で検査料無料。予約は感染症対策班((電)073・433・2261)。

最終更新:11月30日8時3分
産経新聞
2008年
11月29日
大阪のHIV感染 最多200人超 「潜在」はさらに…
 国内のエイズウイルス(HIV)感染者・患者数が累計1万5000人を突破する中、大阪府内で今年、新たに判明した感染者・患者数が212人と過去最多を記録したことが29日、府立公衆衛生研究所のまとめで分かった。200人を突破したのも初めてで、数字には表れない「潜在感染者」も拡大しているとみられる。半年以内に感染した初期感染者も約1割おり、12月1日の「世界エイズデー」を前に、専門家は「氷山の一角。感染は確実に広がっている」と危機感を募らせている。

 ◆5年で倍増

 国内の感染者・患者数は、調査を始めた昭和60年以降、年々増加。今年9月までの累計で1万5037人に上っているが、感染の判明自体を恐れて検査を避ける「潜在感染者」はさらに多いとみられる。HIV疫学と予防に詳しい京大医学部の木原正博教授(社会疫学)は3万〜4万人と推定。「感染者は4〜5年で倍増しており、潜在感染者も同じペースで増加する可能性がある」と指摘している。

 感染原因は同性間の性的接触が42%を占める一方、異性間の接触でも35%に上り、特に若い世代に目立つという。

 府内でも感染者・患者数は増加の一途をたどっている。中でも、献血する際の2次感染予防検査で見つかるケースが他府県と比べて多く、その割合は、全国で今年新たに確認された86人のうちの約23%にあたる20人。HIV検査を目的に献血する「不適切利用」が多いのが原因とみられる。

 ◆検査は満員

 こうした状況に対処するため、府や大阪市は今年3月、大阪・ミナミに大阪検査相談・啓発・支援センター「chot CASTなんば」を開設。保健所などの従来の公的検査機関と異なり、検査時間を週2回の平日夜間や土日の午後に設定したことから、検査に訪れた人が増加した。この結果、感染者・患者数も増えた面もあるという。

 府立公衆衛生研究所ウイルス課の川畑拓也・主任研究員は「検査を受ける人が増えたのはセンター開設で利便性が高まったためだろう。しかし、まだまだ検査場所が少なく、十分な態勢とはいえない」と話す。

 特に簡易検査でその日のうちに結果が分かる日曜日は混雑。9月には定員の40人からあふれた100人を断ったケースもあったという。川畑研究員は「判明した感染者には、半年以内に感染した初期感染の人も1割弱はおり、確実に感染は広がっている」と危惧(きぐ)している。

 ◆不治でない

 「判明している感染者は氷山の一角。このままでは大変なことになる」と警告するのは、在阪のFM局で放送される自身のラジオ番組やライブ活動などでHIV感染予防を訴えてきた人気DJの山本シュウさん(44)。

 「感染してどうせ死ぬんだから、これからみんなにうつしてやる」。山本さんの番組などには、感染が判明してパニックになった10代の少女からこうした声も寄せられている。

 「不治の病」と恐れられてきたエイズは、副作用やコスト面などの課題は残っているものの、最近では治療法や発症を抑制する薬剤の研究も進んでいる。にもかかわらず、正しい情報が浸透していないこともあり、染みついた恐怖意識から検査自体を避け、潜在的な感染者・患者数を増やすという悪循環の図式に陥っているという。

 山本さんは「エイズ=死ではなく、予防もできる。差別や偏見が根強いが、その前にもっとエイズについて知識を深めてほしい。そして、まさかと思っていても検査に行ってほしい」と話している。

産経新聞
2008年
11月29日
キャンペーンリボン 米国発祥で世界に広がり…希望の各色
【主な国内のリボン運動】オレンジ=児童虐待防止▽ピンク=乳がん早期発見▽レッド=エイズの理解・支援▽ホワイト=妊産婦保健の改善▽グリーン=臓器移植▽パープル=暴力根絶▽ブルー=北朝鮮による拉致被害者の救出▽イエロー=障害者の社会参加促進

 胸元にオレンジ色のリボンを付けた人を見たことはないだろうか? 11月は厚生労働省が定める児童虐待防止月間で、オレンジリボンはそのシンボルマークだ。実はオレンジ以外にも、さまざまな色のキャンペーンリボンが登場している。【柴田真理子】

 「取引先に『そのリボンは何?』と聞かれることが多いですね。私自身も、虐待問題に対する意識が向上しました」。たばこ会社、フィリップモリスジャパン営業担当の久下裕さん(48)はこう話す。同社は06年から虐待防止に取り組み、11月は全社員がピンバッジ型のオレンジリボンを付ける。

 オレンジリボンの提唱者は、栃木県小山市の小田和枝さん(52)。長年、里親を務めており、04年9月に同市で起きた幼い兄弟の虐待死事件をきっかけにシンボル作りを決意した。色は里子団体の意見で温かみがあるオレンジを選んだ。

 社会的なキャンペーンのシンボルに色付きリボンを使う現象は、米国が発祥の地という。関係者によると、南北戦争(1861〜65年)のころから、家族が出兵すると庭の木に黄色いリボンを結び無事を祈る習慣があり、それが起源の一つとも考えられている。

 現在のようなリボンキャンペーンのきっかけは1991年、ニューヨークの芸術家団体がエイズ予防のシンボルに赤いリボンを採用したことらしい。エイズ予防財団(東京都千代田区)によると、この年に起きた湾岸戦争で、黄色いリボンが再び注目されたことも影響したという。

 乳がんの早期発見の願いが込められたピンクリボンは90年代初め、米国の化粧品会社がエイズのレッドリボンに倣い導入した。日本でも03年から毎秋ピンクリボンフェスティバルが開催されている。

 その他、米国を中心に生まれて日本でも広く知られるキャンペーンリボンには、▽グリーン=臓器移植▽パープル=暴力根絶▽ホワイト=妊産婦保健の改善−−などがある。

 一方、日本で誕生したのが、北朝鮮に拉致された被害者救出を願うブルーリボンだ。日朝両国を隔てる日本海と、結ぶ空を象徴する色として青色が選ばれた。また、障害者の社会参加促進を求めるリボンカラーは黄色だ。米国では出征兵士の無事を祈る色が、日本では別のキャンペーンに使われている。

 ホワイトリボン運動を日本で展開する社団法人ジョイセフ理事の高橋秀行さんは「リボンには、贈り物や喜びなどの意味が込められていると聞いた。希望を持ち、粘り強く続ける必要のある、社会運動の象徴にふさわしい形だと思う」と話す。

◆主な国内のリボン運動◆

オレンジ=児童虐待防止▽ピンク=乳がん早期発見▽レッド=エイズの理解・支援▽ホワイト=妊産婦保健の改善▽グリーン=臓器移植▽パープル=暴力根絶▽ブルー=北朝鮮による拉致被害者の救出▽イエロー=障害者の社会参加促進

毎日新聞
2008年
11月29日
<HIV>薬物汚染!ヘロイン流通で感染者が中国で4位―新疆ウイグル自治区
26日、今年9月までの1年間、新疆ウイグル自治区自治区で新たに報告されたHIV感染者が3928人に上ることがわかった。累計感染者数は2万4818人で、うち1353人が亡くなっている。写真はエイズ拡散防止を訴える街頭広告。

2008年11月26日、新疆ウイグル自治区衛生庁の発表によると、今年9月30日までの1年間で、同自治区で新たに報告されたHIV(ヒト免疫不全ウィルス)感染者が3928人に上ることがわかった。中国新聞社の報道。

これまでの累計では、同自治区のHIV感染者は2万4818人。うち、2504人がエイズを発症しており、1353人が亡くなっている。なお、全国のHIV感染者の累計報告数は24万4302人で、同自治区は感染者数で全国4位となっている。07年末の衛生部など当局の発表では、同自治区を含め河南省・広東省・広西チワン族自治区・雲南省が上位5位を占めている。 【その他の写真】

自治区内で特に感染者が集中しているのはウルムチ市とイリ・カザフ自治州で、年代別では青年・壮年世代に多く見られるという。また、女性の感染者増加が顕著。医療業界の学術交流サイトが06年に掲載したデータでは、その感染経路のトップが、薬物の静脈注射での注射器使いまわしによるもので、全体の54.8%を占めている。アフガニスタンなどと国境を接する同自治区はヘロインの流通地帯となっており、薬物汚染が深刻な模様だ。(翻訳・編集/愛玉)

Record China
2008年
11月28日
仏大統領夫人、エイズと闘う活動に従事へ
11月27日、サルコジ仏大統領夫人のカーラ・ブルーニさんがエイズと闘う活動に従事することが分かった。11日撮影(2008年 ロイター/Philippe Wojazer)

 [パリ 27日 ロイター] フランスのサルコジ大統領夫人で歌手のカーラ・ブルーニさんが、エイズと闘う世界的なキャンペーンで新たに役割を担うことになった。仏大統領府(エリゼ宮)が27日発表した。
 今年2月にサルコジ仏大統領と結婚したブルーニさんは、結婚前から取り組んでいたニューアルバムを発表するなどしていたが、人道的な活動に打ち込みたいと述べていた。
 エリゼ宮は声明で、夫人はジュネーブに拠点を置き、エイズや結核、マラリアと闘うグローバル・ファンドとともに活動する可能性があると述べた。
 仏週刊誌レクスプレスは、ブルーニさんはエイズから母親と子どもを守る「世界大使」になるかもしれないと報じている。

ロイター
2008年
11月28日

世界エイズデーに合わせ特別展示―日看協
日本看護協会(久常節子会長)は12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、12月1日から25日まで同協会ビルで、JNAプラザ特別展示「12月1日は、世界エイズデー。愛すること。それは自分と相手を守ること」を開催する。

 特別展示では、「日本のHIV・エイズの現状」「感染者の声」「日本看護協会としての取り組み」などについてパネルが展示される。土日、祝日を除く午前10時半から午後5時までの開催で、入場は無料。

 また、12月1日の午後5-9時に、同協会ビルのライトアップが行われるほか、同日、看護師や助産師らを対象に「HIV/AIDSケアに関する疑問・質問に答えます」と題した研修会を開催する予定。

医療介護CBニュース
2008年
11月28日
エイズによる死亡、3万4000人に―中国
27日、9月末までの中国国内のエイズによる死者が3万4000人に上っている。感染者は24万4302人、発病者は7万7000人余りだが、氷山の一角に過ぎないという。写真は世界エイズデーのポスター。

2008年11月27日、中国新聞社によると、中国衛生部疾病控制局の●陽(ハオ・ヤン=●は赤におおざと)副局長は26日、2007年に中国国内で新たに5万人のエイズウイルス感染者が増え、1日あたり140人の感染者が増えていることを明らかにした。

統計によると、2008年9月末までの中国国内のエイズウイルス感染者数は24万4302人、発病者は7万7000人余りで、死者は3万4000人に上っているが、感染者は全国で70万人に上ると推測されており、感染していることに気づいていない人がさらに45万人もいることになる。 【その他の写真】

中華予防医学会の王隴徳(ワン・ロンダー)会長によると、感染者70万人のうち、約8万5400人がすでに発病していると見られており、感染原因は性交渉によるものが主流になりつつあるという。感染者のうち、異性との性的関係による感染は全体の40.4%、同性との性的関係による感染は5.1%、麻薬の注射器による感染は28.3%だが、同性と性的関係を持つ男性(MSM)の感染率が2005年の0.4%から現在は4.9%にまで上昇しており、一部の地域では15%に達しているという。(翻訳・編集/岡田)
Record China
2008年
11月28日
雲南漢方薬研究所、漢方薬に顕著なエイズ治療効果

 エイズ拡大が特に深刻な中国雲南省では、漢方薬を利用した試験的なエイズ治療プロジェクトが行われており、3年にわたる研究の中でその効果が顕著に現れている。

関連写真:そのほかの雲南に関する写真

 雲南省衛生局によると、八都市に建設されたプロジェクト基地においてエイズ患者に漢方薬治療を行ったところ、雲南省漢方薬研究所の開発した新薬が著しい効果があることが分かっ
たという。


※この記事は、中国で唯一対外放送を行う国家放送局の「中国国際放送局(CRI)」による提供です。現在、38の外国語、中国国内の4つの方言と43の言語で、世界200以上の国と地域
に向けて放送しています。URL : http://jp1.chinabroadcast.cn/

サーチナ
2008年
11月26日
HIV:県内各保健所で検査 世界エイズデーに合わせ、きょう〜来月中旬に /岡山
◇関係ないと思わずあなたも早めに きょう〜来月中旬に無料で
 12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、県内の各保健所が26日から来月中旬にかけてHIV抗体の無料検査を実施する。検査は匿名で受けることができ、検査結果は1週間後に通知される。
 08年の県内の新規エイズ感染者数10人、患者数7人(11月14日現在)はいずれも過去最多。感染者は累計45人、既に発症した患者は34人に上る。
 保健所や拠点病院で検査を受けた人は、05年度875人、06年度1165人、07年度1334人と年々増加している。県健康対策課は「近年は治療薬の進歩で発症を抑えることも可能になっている。気になる人は早めに検査を受けてほしい」と呼びかけている。【佐藤慶】
 各保健所の検査日時は次の通り。詳しくは県健康対策課のホームページ(http://www.pref.okayama.jp/soshiki/list.html?sec_sec1=36)に掲載。
 【26日】高梁(午前10時半〜午後4時半)=当日予約可【1日】高梁(午前10時半〜午後4時半)=同▽倉敷(午後5時〜8時)=28日午後5時までに予約▽新見(午前10時半〜午後4時)=同【2日】真庭(午後5時〜7時)=1日午後5時までに予約【3日】津山(午後4〜8時)=3日正午までに予約【5日】岡山(午前10時〜午後3時、午後5時〜7時)=前日午後5時までに予約▽勝英(午後5時〜8時)=同【11日】東備(午後4時〜7時半)=同【18日】井笠(午後1時半〜7時)=同

11月26日朝刊
毎日新聞
2008年
11月26日
<プレスリリース>オウケイウェイヴ、「世界エイズデー特設サイト」を開設
日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWave」を運営するオウケイウェイヴ(代表取締役社長:兼元謙任 本社:東京都渋谷区)は、『世界エイズデー特設サイト』を2008年11月25日に開設し、エイズに関する情報交換の場を設け、OKWave利用者自身からの投稿を通じたエイズに関する啓発とエイズ支援運動であるレッドリボンキャンペーンを応援します。

 2007年の日本国内でのHIV感染報告件数は1,082件(外国籍を含む)と過去最高となっています(出展:「平成19(2007)年エイズ発生動向」、厚生労働省エイズ動向委員会)。

 『世界エイズデー特設サイト』は、世界エイズデー(12月1日)に向けて“エイズについて「知る」ことからはじめよう!”をテーマに、ユーザの投稿を通じたエイズ予防やエイズ啓発の場を提供します。

 Q&Aサイト「OKWave」ならではの取組みとして、エイズ支援運動のレッドリボンキャンペーンを応援するため、みんなが自分のレッドリボンを写真に撮って投稿する企画をはじめ、質問に対してユーザ自身が回答を投稿する形式で、エイズについて考えていただく機会とします。

◎世界エイズデー特設サイト「エイズについて「知る」ことからはじめよう!」概要

▼サイトURL

 http://entame.okwave.jp/aids/

▼開催期間

 2008年11月25日(火)〜

▼OKWave会員(登録無料)から回答を受付ける質問

▽(Q)あなたが「エイズ」について知ったきっかけは?

 http://okwave.jp/qa4487933.html

▽(Q)エイズの予防策

 http://okwave.jp/qa4505479.html

▽(Q)あなたのレッドリボン写真で、レッドリボンキャンペーンを盛り上げよう

 http://okwave.jp/qa4505492.html

 当社は今後も、「OKWave」をはじめとするQ&Aソリューションを通じて、社会的に意義のある活動・運動を応援していきます。

■問い合わせ先■オウケイウェイヴ<3808.NG>

※発表日 2008年11月25日

以 上
2008年
11月26日
人ふでがき:歌や音楽に合わせ、独自の脚本を読み聞かせる語り部・瓜生喬さん /長野
◇「人間の愛、伝える」−−瓜生喬さん(77)
 松本市に生まれ、同志社大在学中に劇団代表として活躍。NHK放送作家や劇団主宰を経て、90年ごろから「語り部」となった。
 瓜生さんの「語り」は、歌や音楽などに合わせ、独自の脚本を読み聞かせるもの。手掛けた脚本数は300作に上る。
 信州などを舞台に、心の交わりを描き、情感のこもった語り口に引き込まれる。「語りは、人間の愛を伝えること」と言う。
 海外でも長年、活躍してきた。劇団・炎や語りの公演を通じ、タイとは30年近く交流を続けてきた。その功績が認められ、タイ王国王室芸術勲章など同国の芸術賞を多数受賞している。
 一方で近年、同国内のエイズ患者が増え、社会問題化する様も目の当たりにした。
 来月7日、タイのパンサワリー王女を地元に招き、まつもと市民芸術館で「よどみなき 言葉の河よ 流れよ」を公演することになった。
 増え続けるエイズ感染の拡大防止を目的とするチャリティーイベント。同市や池田町を舞台にした語りを披露する予定だ。収益はすべて、タイでのエイズ母子感染を防ぐ新薬の購入などに充てられるという。
 「タイに100万円は寄付したい。何とか収益を上げようと必死でやっている。会場を満席にしたい」
 前売り券は5000〜7000円。問い合わせは、語りべの会全国ネットワーク瓜生喬事務所0263・77・3698。【光田宗義】

11月26日朝刊

毎日新聞
2008年
11月26日
エイズ予防キャンペーン始まる 長野・松本駅
 世界エイズデー(12月1日)の普及啓発週間が25日始まり、JR松本駅で保健所職員らがHIV検査を呼びかけるチラシを配布するなど、各地で街頭キャンペーンが行われた。

 県内のHIV感染者・エイズ患者届け出数は、平成元年から今年9月28日までに計403人。19年は14人で前年(27人)より減ったものの、それ以前は対人口比で都道府県の中で3番目に多かった。異性間の性交渉感染が全体の8割を占め、エイズ発症後に感染を知るケースが多いという。

 各保健所では無料でHIV検査ができるほか、30日には佐久市の佐久勤労者福祉センターで劇や講演などが開かれる。

最終更新:11月26日8時4分
産経新聞
2008年
11月25日
エイズキャンペーン:HIV無料検査も−−富山で30日 /富山
 12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、「エイズキャンペーン2008」が30日午前9時45分〜午後3時、富山市総曲輪のグランドプラザで開かれる。今年は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染の無料検査(限定200人)も実施する。
 日本は、先進国で唯一、エイズの罹患(りかん)率が上昇している。同キャンペーンは、富山市などが昨年から若年層に向けた予防啓発活動として実施している。
 今年も、県立総合衛生学院など看護専門学校や女性の健康を考えるNPO「ハッピーウーマンプロジェクト」などが協力し、さまざまなイベントを実施する。
 医療機関で行えば数千円の費用がかかるHIV検査の無料実施は、県内初の試み。結果は約15分後、その場で伝えられる。陽性の場合は女性クリニックWe(富山市根塚町)の医師が対応する。
 富山大医学部看護学科の学生による性感染症予防啓発やカウンセリングなどもある。問い合わせは富山市保健所(076・428・1152)。【青山郁子】

11月25日朝刊

毎日新聞
2008年
11月25日
「世界エイズデー」 和歌山・田辺で啓発活動
エイズの蔓延(まんえん)防止と患者・感染者に対する差別や偏見の解消を目的とした「世界エイズデー」の啓発活動が28日、田辺市東山のオーシティ田辺店で行われる。

 田辺ロータリークラブと田辺東ロータリークラブが主催。日本は先進諸国で唯一、HIV(エイズウイルス)感染者が増加しており、得に近畿圏の増加は著しいとして、12月1日の世界エイズデーを機会にエイズ予防などについて考えてもらうのが目的。

 当日は午後3時半から同クラブのメンバーに加え、地元のPRキャラクター「たなべぇ」の着ぐるみも参加。田辺保健所も協力し、約1時間、啓発チラシやポケットティッシュを配布する予定。


産経新聞
2008年
11月19日
エイズ患者・感染者が急増、累計1万5037人に

 厚生労働省エイズ動向委員会(委員長=岩本愛吉・東京大教授)は19日、3か月ごとに公表される、新規のエイズウイルス(HIV)感染者・患者の合計が413人と過去最多を記録したと発表した。

 患者・感染者の累計は1985年の統計開始以来、1万5037人に達した。

 今回発表されたのは、6月30日〜9月28日までに報告された新規感染者・患者数。感染者数は294人(男性282人、女性12人)と過去最高。

 年齢別にみると30歳代が116人、20歳代が83人と多く、同性間の性的接触による感染が211人(72%)と最多だった。

 また、新たにエイズを発症して患者と認められた人は119人で、2004年同期に次ぐ過去2位を記録した。

読売新聞
2008年
11月19日
HIV感染、1万人突破=直近3カ月、294人で最多−厚労省
厚生労働省は19日、6月30日−9月28日(第3・四半期)に新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者が294人で、過去最多だった昨年第4・四半期の277人を上回ったと発表した。この結果、感染者数は、報告制度が始まった1985年以降の累積で1万247人となり、1万人を突破した。
 一方、新たに発症した患者も119人に上り、2004年第3・四半期の126人に次いで2番目となった。 

時事通信
2008年
11月19日
<HIV>感染者1万人突破 7〜9月は過去最多
 厚生労働省のエイズ動向委員会は19日、国内のHIV(エイズウイルス)感染者が累計で1万人を超えたと発表した。新規感染のペースは右肩上がりに増えており、厚労省は「先進諸国が横ばいの中で日本の感染率上昇は目立っており、啓発が遅れている」と警戒を強めている。

 厚労省によると、7〜9月に報告があった新規感染者は294人で、四半期ベースでは過去最多。血液製剤で感染した薬害被害者を除く感染者は累計で1万247人(男性8305人、女性1942人)に達した。85年の最初の感染報告から5000人突破までは17年かかったが、ここ数年でペースが急激に上がり、03年1月以降の5年9カ月で5107人の感染者が見つかった。

 感染ルートの大半は性的接触で、特に若年男性の同性間の性的接触による感染が増えている。感染者の居住地は東京が約3分の1で突出している。エイズを発症した患者の累計は4790人、薬害以外の死亡者累計は864人。【清水健二】

毎日新聞
2008年
11月18日
性感染症予防へ正しい知識を 向陽高 助産師招き講演会/京都
向陽高で開かれた講演会「自分の性とからだ 上手につき合うために」

 若者に性感染症予防への正しい知識を身に付けてもらう講演会「自分の性とからだ 上手につき合うために」が17日、京都府向日市上植野町の向陽高で開かれた。
 この日は、姫路市在住の助産師で以前は京都市伏見区の助産院で働いていた井上千秋さん(44)が講師を務め、2年生計約240人が聞き入った。
 井上さんは、男女間では互いの気持ちに隔たりがあることを指摘した上で、「時間をかけて丁寧な人間関係をつくることが大切です」と呼び掛けた。
 また、若者の間で望まない妊娠や性感染症になる人が増えていることにも触れ、予防策として避妊具の使用などを紹介。その上で「最後は自分を大切に思う心と性感染症への正しい知識、パートナーとのコミュニケーションが決め手になる」と訴えた。講演は3回に分けて行われた。

京都新聞
2008年
11月18日
薬ネット販売、全面禁止の要望書提出
薬害被害者や消費者団体など24の団体が、市販薬のインターネット販売を禁止するよう求める要望書を、厚労大臣と経産大臣に提出しました。

 舛添厚労大臣と甘利経産大臣に意見書を提出したのは、サリドマイドの被害者やHIV訴訟の原告団などの、薬害関連の16団体と消費者関係の8団体のあわせて24団体です。

 意見書では来年6月に施行される改正薬事法で、一般市販薬のインターネット販売をすべて禁止するよう求めています。

 改正薬事法では一般市販薬は第一類から第三類の3種類に分けられ、リスクの高い第一類と第二類についてはインターネットによる販売の禁止が打ち出されています。

 これに対して、政府の規制改革会議がインターネットでの薬の販売規制は、見直すよう求める意見書を提出しています。

 24団体は「サリドマイドもスモンも一般市販薬で起きた薬害で、市販薬といえども安全性の確保を最優先すべき。規制改革会議の意見書は、安全性の確保を無視している」と訴えました。(17日20:14)

[18日6時31分更新]
JNN TBS系
2008年
11月17日
中国のエイズ問題 都内でシンポを開催
中国政府が神経をとがらせるエイズ問題で、HIV(=ヒト免疫不全ウイルス)感染者の支援や訴訟に取り組む中国のNGO(=非政府間機関)のメンバーらが来日し、16日に都内でシンポジウムを開催した。

 中国のHIV感染者は70万人だが、実際はその数倍に上るといわれている。HIV感染者で支援に取り組む孟林氏は「ほとんどの患者が最善の薬を飲むことができない状態」と話した。

 90年代に政府の奨励の下、貧しい農民が血を売り、生活の足しにしたが、ずさんな衛生管理のために多くの人がHIVに感染した。問題の深刻さを直視せず、地方政府は「お前たちが死ねば問題は解決する」と言い放ち、感染者や家族は今なお差別を受けている。また、その支援を行うNGOも当局に逮捕されるリスクを冒しながら活動を続けている。惟謙エイズ法律センター代表・李丹氏は、「日本のようにNGOが(政治の影響を受けず)自由に支援活動ができればと思う」と話した。

 シンポジウムには日本の薬害エイズ訴訟の原告・川田龍平参院議員も自らの経験を語り、「中国のエイズ問題は対岸の火事ではない」と日中協力の必要を訴えた。

[17日9時3分更新]
NNN(日本テレビ系)
2008年
11月15日
【愛知】
正しい知識でエイズ予防 25日から強化週間
 世界エイズデー(12月1日)に合わせ、県は25日から1週間を「エイズ予防強化週間」と定めて、予防と正しい知識の普及に向けた活動を展開する。29日正午からは、名古屋市中区の金山総合駅でキャンペーンイベントを行う。

 県内で報告される新規のエイズ患者・エイズウイルス(HIV)感染者数は、ここ数年間で急増。昨年は125人に上り、7年連続で過去最高を更新。累積の患者・感染者数は今年9月末現在で816人。男性が85%、外国人が24%を占める。30歳代が最も多く37%、20歳代29%、50歳以上17%と続く。原因では同性間の性的接触が50%、異性間の性的接触が26%などとなっている。

 29日のイベントでは、カウンセリングの勉強をしている大学生がエイズや性に関する相談に乗るコーナーのほか、差別や偏見をなくす気持ちを込めて針を入れるキルト作り、啓発パネルや写真、中高生ポスターコンクール入賞作の展示もある。

 週間に合わせて、県内の保健所など8カ所で休日や夜間に、2時間で結果が分かる無料・匿名のエイズ検査会が催される。

中日新聞
2008年
11月12日
<広州性文化節>性感染症の予防に無頓着、エイズ蔓延を危惧―広東省
10日、広東省性学会が報告した「性の実態調査」で、香港からの買春客のうち15%がコンドームを使用しないという驚くべき数字が明らかになった。写真は07年7月、北京で行われた計画生育博覧会でのコンドームオブジェなど。

2008年11月10日、広東省広州市で開幕したアダルト博覧会「性文化節」が、今年も大きな話題を呼んでいる。広東省性学会が報告した「性の実態調査」では、香港からの買春客のうち15%がコンドームを使用しないという驚くべき数字が明らかになった。中国新聞網が伝えた。

調査は、香港から深セン市に来て買春する男性154人と深セン市で売春をしている女性177人を対象に、匿名で行われた。女性の年齢は20〜25歳が最も多く、未婚率は67.8%。学歴は63.8%が中卒だった。買春客の男性は、平均年齢43.86歳。大部分が既婚。 【その他の写真】

避妊具の使用率については、女性が97.7%だったのに対し、買春客は84.2%。つまり約15%の男性はコンドームを付けずに買春をしている。性感染症の予防にコンドームの使用は常識だが、「エイズ検査を受けたことがない」と答えた割合は女性が77%、買春客は83.9%にも上った。(翻訳・編集/NN)

Record China
2008年
11月12日
【香港】15%が避妊せず、香港男性の深セン買春調査
 広東省でこのほど開かれた「広東性学会」の年次総会で、深セン市における香港男性の買春状況に関する学術調査報告が行われた。買春による性行為でコンドームを使わない男性が15%余りに上っていることなどが分かり、専門家はエイズをはじめ性感染症拡散の危険性を指摘している。

 深センの研究者がまとめた「深セン市娯楽施設で性風俗に従事する女性と香港籍男性客のエイズ知識と行為に関する調査」で明らかになった。同市で性風俗に従事する女性177人と香港男性客154人を調べたもので、女性ではコンドームの使用率が97.7%に上ったが、男性は84.2%にとどまった。

 研究者は「調査では非合法店などで働く女性をカバーしきれなかったが、そうした場所はコンドームを使わない割合が高い」と分析している。また、男性の77%、女性の 83.9%が、これまでにエイズウイルス(HIV)検査を自主的に受けたことはないと答えた。11日付蘋果日報などが伝えた。

NNA
2008年
11月9日
会いたい聞きたい:キャベツ&コンドーム熊本店代表・藤本文武さん /熊本
 ◇経営通じ社会貢献−−藤本文武さん(40)
 熊本市下通に10月、「Cabbages&Condoms」(キャベツ・アンド・コンドーム)というタイ料理店がオープンした。ドキッとするネーミングだが、貧困やエイズ撲滅を掲げるタイ最大のNGO「PDA(人口と地域開発協会)」が手掛ける本国では有名な料理店だという。なぜその店が熊本へ? 熊本店代表の藤本文武さん(40)=写真左端=に聞いた。【結城かほる】
 ――ユニークな店名ですね。
 ◆PDAの創設者、ミーチャイ・ウィラワイタヤ氏が考えたものです。氏は議員や大臣を務め、人口抑制と国民の健康を守るためにPDAを作りました。市場でキャベツを買うように、コンドームが国民に普及すれば、貧困やエイズ防止につながるという願いが込められています。
 ――お客の反応は?
 ◆それほど抵抗はないようです。こちらも内装などには気を使いました。タイの本店や京都市の店は、コンドームをかたどった人形を置いたり、テーブルのガラスの下に並べたりしていますが、熊本ではそんな直接的な表現は受け入れられないと思いました。PDAの許可を受けて、タイの色を出しすぎず居心地よく、をテーマに内装を考えました。
 ――なぜタイ料理店を開こうと?
 ◆熊本や東京で飲食にかかわる仕事をしてきて、自分で店を開きたいと思いました。私自身は料理が出来ません。どんな店がいいかと考えていた時に、京都店に行き、PDAを知りました。PDAがシェフを派遣してくれ、店は売り上げの3%をPDAの活動に寄付します。タイ料理店は熊本ではまだ多くなく、経営を通じて社会貢献も出来るというのが、求める形に合致したんです。
 ――外国とのやり取りは大変ではありませんか。
 ◆契約のため2度タイへ行きましたし、「活動をより大勢の人に知ってほしい」という思いがあるので比較的スムーズに進みました。それでも、シェフを招く入国手続きは大変でした。どんな労働条件で働くのかなどの認定が必要で、すべて自分でやったので時間がかかってしまい、シェフが到着したのは開店2週間前でした。
 ――どんな店に育てたいですか。
 ◆タイ料理は苦手だったのですが、3年前に旅行して、おいしさに気づきました。辛いとか、癖があるとかイメージが先行しすぎているんです。名前で興味を持って入って来てもらって、徐々にタイをわかってもらえるような店でありたい。落ち着いたら、熊本の食材を生かしたタイ料理も出したいと思います。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇プロフィル
 八代市鏡町出身。熊本市の飲食店でバーテンダーとして働き、東京の食品メーカーに6年間勤務。店は熊本市下通1の9の13のIKEZONOビル2階。年中無休。電話は096・356・3337。トムヤムクン(3〜4人前)950円など。

11月9日朝刊
毎日新聞
2008年
11月3日

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注目のレゲエシンガーMetisが、「命」をテーマにした新作をリリース
早くも今年2枚目のミニアルバムをリリースするMetis

今夏、20以上ものレゲエフェスを制覇した注目のレゲエシンガーMetisが、早くも今年2枚目のミニアルバム『手をつなごう』を11月26日(水)にリリースする。

アルバムタイトルと同名の新曲「手をつなごう」は、Metisがメジャーデビューする以前にすでに描き上げていた楽曲で、これまで平和や命の尊さを歌ってきたMetis本人の思い入れもひとしおの、現在の混沌とした時代を生き抜ぬいて行くためのメッセージソング。また、アルバムには母への感謝の気持ちを綴った「母賛歌」や、出身地ヒロシマからの平和を願った「アオギリの木の下で・・・(from Hiroshima to the world)」など全6曲が収録されており、「生きること」「命」というテーマを強く意識した作品に仕上がっている。

また、新曲「手をつなごう」は、厚生労働省の後援の下大阪地区で行われるHIV/エイズに対しての偏見除去や正しい知識を伝えていことするエイズ啓蒙キャンペーン“愛です!FM OSAKA ”のキャンペーンソングにも選ばれており、この趣旨に賛同したアーティストが集まり11月28日(金)に大阪・なんばHatchにて開催される『世界エイズデー・トークライヴ』イベントにも出演が決まっているとのこと。

なお、10月29日(水)から<レコード会社直営>にて着うた(R)、着うたフル(R)の先行配信がスタートしており、Metis本人から「この曲を通じて、多くの人たちが命の大切さに目覚めてくれればうれしいです。」とのメッセージを寄せられている。

リッスンジャパン
2008年
10月31日
カメルーン 進まぬHIV対策 偏見が感染助長

「いつかは元気な子どもを出産したい」と笑顔を見せたアボノさん。室内の壁は何度も励まされた青空の色で、ベッド上にはHIV感染症治療薬があった=ヤウンデの自宅で、高尾具成撮影

 エイズウイルス(HIV)がまん延するアフリカで、感染者の女性が十分な治療もされないまま出産、乳幼児を失った上、家族から追い払われる仕打ちを受けている。古い因習に基づく偏見が原因だ。エイズへの差別が色濃く残るアフリカ中部カメルーンで、女性感染者の声を聞いた。【ヤウンデで高尾具成】

 「15年の間に5人の子どもを失った」。首都ヤウンデの自宅で感染者のアボノ・ベナルディンさん(35)は話す。初産は18歳。マリ国籍の男性(32)との間に女児が生まれたが9カ月で死亡。95年、運転手の男性(35)と再婚。女児を授かったが2カ月で死に、夫も亡くなった。夫はHIV感染者だったが、2人の死亡は「呪われたのが原因」と信じて疑わなかった。

 97年、教師(36)との間に生まれた男児も3カ月で死亡。02年に未熟児で生まれた女児も5カ月で失った。ようやく自らも検査を受け、HIV感染が判明。子どもたちの死もHIVと無縁でないと悟った。夫に告白すると同居の家族に非難を受け、家を追い出された。首都郊外の故郷の村に戻ったが、自分の家族にも受け入れを拒まれ、行き場を失った。

 06年、病院でHIV感染者の男性(42)と出会い、新たな出発を誓った。「分かり合える」と思ったが、生まれた男児は生後9カ月目に失明した。「ヘビの子だ。川に捨てなさい」。夫の家族から浴びせられた言葉に、子どもを抱き、家を出た。16カ月目に男児も死亡した。

 アボノさんは市民団体の助けで治療を開始したが「喪失感は埋めようがない」と話し、死んだ子どもたちが写ったアルバムの写真を指先でなぞる。

 その後、非政府組織「カメルーン家族計画協会」の支援で病院のカウンセラーとして働き出した。同じ境遇の女性の相談に乗る。「魂と体がやっと一体となった気がする。でも男はしばらくはまっぴら」と笑う。自宅の部屋は空色に彩られている。「つらい日はいつも大好きなゴスペルを歌い、青空を見上げてきたから」だ。

 HIV感染者も妊娠中から対策をとれば健康な子どもが産めることも知った。「いつか元気な赤ちゃんを」。そう願っている。

 ◇カメルーンのHIV感染者

 総人口約1855万人のうちHIV感染者は約54万人。部族の伝統が根強く、HIV感染者への科学的根拠のない差別をもたらしている。最近の世論調査では「HIV感染者を受容できる」との回答は女性で9%、男性で19%で、偏見が依然残る。

毎日新聞
2008年
10月31日
「麻薬・性交でエイズは“報い”」―中国で3割が回答

 31日付京華時報によると、HIV(エイズウイルス)感染対策を実行する機関の国連エイズ合同計画の調べで、都市の人のうち約3割が「麻薬や性交でエイズになるのは、当然の報い」と考えていることが分かった。


 調査は北京市、上海市、昆明市(雲南省)、武漢市(湖北省)、深セン市(広東省)、鄭州市(河南省)の6都市の街頭で、通行人1000人に質問する形式で実施した。

 「麻薬や性交でエイズになるのは、当然の報い」と答えた人は31.7%。「HIV感染者と一緒に食事をしたくない」は48%。「一緒に住みたくない」は65%だった。「HIVに感染した児童と感染していない児童を、同じ学校に通わせるべきではない」は30%だった。(編集担当:如月隼人)


サーチナ
2008年
10月30日
エイズ対策中間報告案を大幅修正―東京都

 東京都のエイズ専門家会議は10月30日、第4回会合を開いた。事務局が前回会合で示した中間報告(案)を大幅に修正した案を提出し、11月中旬ごろの取りまとめに向けた最後の意見交換が行われた。

 この日の会合で示された中間報告(案)では、HIV陽性者の予後は長期化したものの、現在の医療水準では完治はしないことや、薬の副作用や治療(服薬)中断による薬剤耐性ウイルスの出現、陽性者らの高齢化などの実態が新たに盛り込まれた。
 また、同性間性的接触による感染が非常に多いという東京都としての特徴を強調するため、過去10年間の同性間性的接触による感染について、全国報告数4924件のうち東京都で2295件と46.6%を占めているなどのデータを加えた。
 このほか、海外の動向について、中国や台湾、韓国などアジアの近隣諸国・地域のHIV感染者、エイズ患者報告数の年次推移を記載。人的交流が頻繁になっていることを十分に考慮する必要があるとしている。

医療介護CBニュース
2008年
10月27日
<カメルーン>食糧高騰でエイズ予防に暗雲
 エイズ問題が深刻化するアフリカ・カメルーンで、食糧高騰のあおりを受けた粉ミルク代の値上がりにより、エイズウイルス(HIV)母子感染を防ぐ保健活動に暗雲が垂れこめている。粉ミルクが買えず、感染の元になる授乳を行う母親が出てくる可能性があるからだ。市民団体は「対策が値上がりに追いつかない」と困惑している。

 「月収の半分が粉ミルク代に消える」。南西部の商都ドゥアラ。ベニヤ板で築かれた簡素な住まいで、団体職員のベーテさん(30)が、6月に出産した長男クリスチャン君をあやしながら、沈うつな表情で話す。

 ベーテさんは03年にHIV感染が発覚したが、夫(33)との間に長女ビクトリアちゃん(5)をもうけた。クリスチャン君は2人目で、現在のところ、2人とも母子感染は確認されていない。

 市民団体などによるとこの1年で粉ミルクの値段が倍になった。「物価上昇が生活苦に追い打ちをかけている。でも何とか子どもたちを元気に育てたい」と話す。

 国連機関によると、同国の15〜49歳のHIV感染率は5%を超える。人口1800万人余りの同国で、0〜14歳のHIV感染者は4万3000人にも上る。政府や非政府組織(NGO)の母子感染予防対策を受ける妊産婦は04年に11%だったのが06年に22%と倍増した。しかし、まだ広くは行き渡っておらず、母子感染防止は大きな課題だ。

 日本の政府開発援助「HIV/エイズ信託基金」の支援を受ける非政府組織「カメルーン家族計画協会」のンガペ事務局長は「粉ミルクは感染者の母親にとって不可欠だ。しかし、値上げに対策が追いつかない」と嘆く。政府も世界的な食糧高騰になすすべもない状態なのが実情だ。

 さらに、燃料費もこの1年で4倍になっており「交通費の上昇がHIV感染者の治療や支援へのアクセスを妨げている」(同事務局長)状態で、事態は深刻度を増している。【カメルーン南西部ドゥアラで高尾具成】

 ◇ことば HIV母子感染

 エイズウイルス(HIV)感染者である母親の妊娠・出産で、胎児や新生児、乳児がHIVに感染すること。胎盤、産道、母乳を通じた三つの感染経路がある。新生児の感染率は予防しなければ20〜30%だが、複数の抗ウイルス薬の投与や帝王切開、母親からの授乳禁止を組み合わせることで1%以下に抑えられるという。

毎日新聞
2008年
10月27日
中村一座:演劇集団、障害者の視点からエイズ理解を訴え /岐阜

 障害者だけでつくる演劇集団「中村一座」が「障害者は愛や性について触れる機会が限られている」と考え、障害者ならではの視点で舞台を続けている。いまは、12月1日の世界エイズデーを前に劇「エイズって、なに?」に取り組んでおり、26日には7回目のステージを岐阜市日光町の日光コミニティーセンターで披露した。
 中村一座は05年、市内の障害を持つ若者が演劇を通して人間関係をはぐくむ目的で旗揚げした。現在、知的障害や自閉症などの14〜25歳の約30人が所属している。一座が取り組む劇では、恋愛感情を素直に伝えられなかったり、正確な性知識がない障害者の若者に劇を通して理解を深めてもらう内容が多い。
 「エイズって、なに?」は、学校の教室が舞台。風邪をひいてマスクをつけた女の子に数人の男子が「あいつは、ばい菌を持ってる」「エイズやろ?」などと、言葉の正確な意味を知らずに使って、女の子を傷つけてしまう。その後、女の子の兄から病気の知識や予防策を学び、仲直りするストーリーだ。
 台本は、劇団の事務局長で約30年間、岐阜市内の中学校で特別支援学級の担任を務めた渡辺武子さん(63)が、劇団員との会話をヒントに書き上げた。「エイズって大豆の仲間?」「コンビニに売っとるの?」。こんな実際の会話も取り入れた。笑い声が漏れる場面もあるが、真剣に見入る若者の姿が目立った。
 渡辺さんによると、障害者の中には「男女交際はいけないこと」という意識があったり、性徴期の体の変化に戸惑うケースがある。渡辺さんは「障害を持つ人も同じ人間なのに、当たり前のことを学ぶ機会が奪われている。一座のステージが、障害者が置かれた状況を少しでも変えるきっかけになれば」と話している。
 次は11月30日、午後1時15分から日光コミニティーセンターである「世界エイズデー in GIFU」の中で上演する。問い合わせは渡辺さん(058・274・8190)。【山田尚弘】

10月27日朝刊

毎日新聞
2008年
10月27日
携帯電話でHIV/AIDS支援のメッセージ

 携帯電話の電子メールでメッセージを送る大規模なキャンペーンが南アフリカ共和国で実施され、HIV/AIDSのカウンセリングサービスや全国の検査センターに関する情報が毎日100万人の国民に届けられる予定だという。2008年10月に専門家らが発表した。

 南アフリカ共和国では携帯電話の普及が進んでおり、人口の90%がなんらかの携帯端末を利用している。

(Photograph courtesy Project Masiluleke)

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
2008年
10月24日
「梅毒」増加傾向、30代男性と20代前半女性中心
 性行為により感染する「梅毒」が、30歳代男性や20歳代前半の女性を中心に増加していることが、国立感染症研究所の調べで分かった。若い女性患者の増加に伴い、胎児に感染して死産や重い後遺症を引き起こす「先天梅毒」が年間5〜10人ほど報告されており、同研究所では、コンドームの使用による予防や妊婦健診の徹底を呼びかけている。

 梅毒は早期発見し、治療すれば治る。しかし、放置すると、発疹(ほっしん)などの症状を経て、感染後3〜10年でゴムのような腫瘍(しゅよう)や神経まひなどの症状が出て、死亡する。

 梅毒に感染した女性が妊娠すると、血液を通じて胎児に感染する「先天梅毒」を起こし、約4割の胎児が生まれずに亡くなる。

 同研究所によると、梅毒の患者は2003年から増加傾向となり、509人だった03年に比べ、07年は約1・4倍の737人に増えた。今年は9月28日現在で昨年同期より102人多い614人が報告されている。

(2008年10月24日 読売新聞)
2008年
10月24日
コンドーム:品質不合格10% 穴あき見つかる

江西省の景徳鎮市質量技術監督局はこのほど、同市内にある薬局など26拠点で販売されているコンドームを調べたところ、品質不合格が10%に達したと発表した。

 江西省の景徳鎮市質量技術監督局はこのほど、同市内にある薬局など26拠点で販売されているコンドームを調べたところ、品質不合格が10%に達したと発表した。中国質量新聞網が伝えた。

関連写真:そのほかの江西に関する写真

 同局によると、市販されている30個のコンドームを調べたところ、穴あきなどが見つかったため品質が不合格となったのは3個あった。このため同局は販売拠点に対して品質が良くないコンドームを流通させないよう警告を発したという。

 写真は世界エイズデーに貴州省貴陽市で無料配布されるコンドーム。2004年12月1日撮影。(編集担当:麻田雄二)

サーチナ
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2008年
10月18日
金融危機、小国カメルーンにも波及=NGO資金に不透明感
 【ヤウンデ(カメルーン)17日時事】世界的な金融危機の余波が、アフリカ中部の小国カメルーンにまで及んでいる。同国で草の根活動を続ける非政府組織(NGO)の多くは、運動資金のほぼすべてを先進国の政府や民間企業の寄付に頼っており、景気減速に伴いその先行きには不透明感が漂い始めた。食料やエネルギー高の影響も深刻だ。
 カメルーンの首都ヤウンデに事務所を置き、エイズウイルス(HIV)の感染者や母子の健康支援などを行っている同国の民間組織カムナファウのンガペ事務局長は、欧米を中心とした金融混乱のため、「(各国政府や民間からの)資金援助への中長期的な影響は避けられない」と顔を曇らせる。
 また、同国ではこの1年でガソリン価格が4割値上がりし、ミルクの値段は2倍となった。同国最大都市ドゥアラ北部のダイドーで4カ月の息子を抱えるNGO職員のベスさん(30)は「収入の半分がミルク代になってしまう」と嘆く。
 ヤウンデの診療所の医師らによると、交通費が払えず治療が受けられない患者が増えている上、ミルクが高価で買えず、授乳によるHIVの母子感染が広がる可能性もあるなど、NGOの支援活動も困難さを増している。 

時事通信
2008年
10月16日
タイ支援の活動写真展 APUのサークル 「現地の状況を知って」 天神で25日まで
 大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)の学生サークル「PRENGO(プレンゴ)」が、タイで行っている活動を報告する写真展を福岡市・天神のエルガーラの立命館プラザ福岡で開いている。入場無料。25日まで。

 同サークルは毎年2回、計1カ月ほど、タイ中央部の農村地域に滞在。貧困層が多く、給食費が払えない小学生が全体の約3分の1を占めるという同地域で、野菜の栽培指導をしたり、全児童が給食を食べられるような経済援助をしたりしている。また、小学校での学力向上支援、エイズウイルス(HIV)の知識教育も実施している。

 会場では、一連の活動を約30枚の写真で紹介。同サークルの溝川史朗代表(3年)は「現地の状況を伝えると同時に、みんなが何かの行動に向けて一歩を踏み出すきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。日、月曜日は休み。問い合わせは立命館プラザ福岡=092(738)1201。

=2008/10/16付 西日本新聞朝刊=
2008年
10月16日
HIV:女性殺害、売春で他人にも被害「耐えられない」
雲南省のインターネットメディア、雲南網によると、同省金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県で9月23日、交際していた女性を殺害して自らも自殺を図った男性の動機が、HIV感染にあったことが16日までに分かった。女性はふたりの生活のために売春をしており、男性は他人に感染を広めることに耐えられなくなったという。

 男性は45歳で上海市出身。女性はベトナム出身で20代だった。ふたりは2004年に知り合い、しばらくして一緒に生活するようになった。共に職がなく生活に困っていたが、2008年年初に上海市内の企業が採用を内定。ところが事前の血液検査でふたりともHIVに感染していることが分かった。

 就職はできずに、ふたりは雲南省に住むことになった。生活のため、女性はダンスホールの接客員として働くことになったが、実際には売春で金を稼いでいた。男性は、同居していた女性以外には、HIV感染の原因に心